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事例紹介金融・保険業
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社:ライフデザインとローン審査体験ワークショップ
POP UP CAMPUS 2024 事例
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社:ライフデザインとローン審査体験ワークショップ
🏦 金融・保険業
公開日:

1. つくったワークショップの内容

参加する学生が自分のライフプランやキャリアプランを考えるセミナーやローンの審査体験を実施いたしました。

【ライフデザインとローン審査体験ワークショップ】

本ワークショップは、参加者自身の将来を見据える「ライフプランシートの作成」と根幹業務である「ローン審査体験」という二段階の構成で実施されました。

①人生の夢をお金に換算するライフプランシートの作成

夢を描くだけでなく、人生の節目であるライフイベント実際にいくらお金がかかるのかを元にライフプランシート作成ワークを行いました。

②ローン審査体験

特定の顧客情報、年収、借入状況、利用目的を元に、審査体験のケーススタディに取り組みました。

その後、各グループで議論し、お客様への①融資可否判断、②融資額、③アドバイスの3点を発表いたしました。

資産確保の方法や、審査の難しさや判断ポイントを体感することのできる実践的なワークとなりました。

2. 受講した学生の声

アンケートからは、仕事のやりがいに加え、将来の資産形成のきっかけとなった様子が伺えます。

「ライフプランニングをしたことで、自分の将来に必要なお金が具体的に見えたので、貯蓄や運用の重要性が一気に現実味を帯びました。就職先を考えるだけでなく、自分の人生を考える上で、最も役立つワークでした。」(大学4年生 / 文学部)

「審査体験を通じて、単に『お金を貸す』という行為の裏側に、お客様の人生を守るための規制や倫理観があることを学びました。仕事に対するイメージが大きく変わり、責任感のある仕事なのはもちろんですが、同時に魅力的な仕事だと感じました。」(大学3年生/商学部)

「普段お金を使うときしかイメージがなかったけれど、審査体験で裏側の働き方や価値観などをしることができて銀行以外も幅広くみたいと感じた。」(大学2年生/経済学部)

3. SMBCコンシューマーファイナンスの実現したかったこと

SMBCという名前は知られていても、コンシューマーファイナンスは、普段学生との関わりは遠い業態で業務イメージが付きにくいという課題があり、これをきっかけに正しく審査の裏側を知ってもらいたいという想いがありました。

また、学生自身の将来やキャリアについての考えをより深めてもらいたいという金融教育としての活動の一環として、普及してきたく参加しました。

4. 立案ワークショップアイデアの理由

当事者意識を持つテーマを設定:ライフプランニングを通じて、学生に「自分自身がお金に困る(資金が必要になる)可能性がある」という当事者意識を持たせました 。これにより、次に学ぶ「金融」というテーマが、単なる企業説明の話ではなく、「自分の未来の話」として受け止められる土壌を作りました。

4. 最後に

金融機関の業務と「自分自身の人生」を結びつけることで、キャリアを考える上でのお金の知識の必要性を認識させる役割を果たしました。

これからも、「未来を担う若者を応援すべく、イベント出展やセミナーを通じて、社会的価値の追求に向けた取り組みを推進」していくとしています 。

この活動は、学生のキャリア観に深く影響を与える重要な一歩となりました。